第1回 進歩させるシンポジウム ~留学編~ in 彦根西今治療院
シンポジウム: 1つのトピックに対して、年齢、性別、経験などいろんな立場や角度から見ることによって、
参加者に新たな 視点や再発見できたら、うれいしいなというもの。 完璧じゃない自分に対して、
ちょっとでも前向きな見方ができたり、 やる気になったりするかもしれない的な 、企画なので、
会議みたいに、年上の人が幅を利かせたり、決定権のあるえらい人が、ある程度結論の方向を 決めて、
それに同調を促したり確認し合うみたいなことはやらないことを心掛けています。
では、今回のテーマは「留学」についてしゃべってみました。
今は、円安でそれなりにお金がかかるので、よりよい留学にするために・・・
今回の主役は、20歳の学生さんです。
会話の中のトピックを一つ抜粋して、紹介いたします。
留学に必要なことは・・・? ➡語学力じゃなくて、実はキャラなのでは説!!
TOEIC TOEFL Ielts 英検など日本でも海外でも英語の資格はたくさんあります。
点数が高いと、確かにカッコイイ! 評価されたい、証拠を残したい、自慢したい、 いろんな願望があります。
でも、点数以上に大切なのは、その人の持つキャラクターじゃないか説!
そして、その理由。
新しい場所では、語学力があるから受け入れられるのではなく、
ルックス、ふるまい、雰囲気 いろんなものを見て、その人を判断します。
ことばができるに越したことはないですが、それよりも人を惹きつけられるものの方が大事!
経験者のアドバイスとしては、 留学するならキャラ磨きに励んでほしい、
そしてそのキャラが意外なものほどいい! ギャップ萌えを狙え! 敢えてバカにふるまうのもOK!
自分が知らない意外な一面を発揮するチャンス! などの意見がありました。
流暢に喋るより、愛されろ!!
留学の動機で、つまらないなと思うのは、目的が、就職に有利になるとか、
履歴書に書くためとかの小さいことにとらわれすぎている人です。
評価されるためという「カタチ」ではなく、 海外で暮らすことに興味というか、
新しい場所での自分自身にワクワクしているわけですから
いろんなことを試みて、 自主的なその経験を、自分の「スタイル」
にまで昇華してほしいなと思いました。
談笑中に、44歳の男性が、「若いっていいな~」「若いっていいな~」
何度も繰り返し言っていました。 (何回言うねん!って突っ込み入れたくなるほど)
年を重ねると、責任が重くなり自由になりたくてもなれない葛藤から出た言葉かも⁉︎
この方は、大学の4年間アメリカで過ごし、今はものづくりの業界で奮闘されています。
異国の地で、キャラ作りを言われるのは、
当時、大学のクラスで
ほぼアジア人が、いない中、どう生き抜くかの知恵から出た言葉だと思います。
時が過ぎて、今は
家族の柱として、また業界の発展と継承の立場で、背負うものが大きくなったのかも・・・。
そんなこと(留学のこと)を話していると、
昔、薦められた本を思い出しました。
『ベル神父街を行く』ヨハネ・ベル著 中公新書
~日本語で考えた日仏比較文化~
今回は、49歳 44歳 24歳 20歳という面々でやってみました。
約3時間、カレー食べながら、ビール飲みながら、留学や仕事について
しゃべってみました。たまに話題は反れますが、それもまたよしで・・・
こちらでは、シンポジウムを不定期で開催しています。
面白そうな人を、見つけて、その人たちを組み合わせてみて
思い赴くままに、適当に。
次回は、「開業」について、話してみようかなと思っています。
2024・1・26 彦根西今治療院の隣の部屋にて スコットワークス 武田 雅裕