わたしが、彦根に住み始めて10年が過ぎました(2023年現在)。
まったく馴染みのない場所でしたが、どこの土地も、『住めば都』というのは本当で、人との関わりあいで、その土地の好き嫌いが決まるものだと思います。
当初は、ほんのすこし言葉の違いに戸惑いました。
ひとつ例をあげれば、「けなるい」という言葉は「けだるい」と似ており、マイナスな響きだと思っていましたが、実は「うらやましい」という意味だと知りました。
彦根で住みはじめ、その日々の生活の中で、感じたこと、思うことがあります。
それは、「unity」。
”手を取り合うことで、地域は発展するのではないか”という想像です。
地域全体が発展するということはないにしても、”少なくとも価値観の合う人同士の発展は可能かもしれない”ということです。
平たく言えば、”人同士の相性(組み合わせ)で、能力の掛け算になり得るのではないか”。
気の合う仲間同士、他愛もないことをつらつらと話せるもの同士、チャットする。
相性とは、とてもおもしろいものです。
弊社は会社組織といえども、個々でフラット、バランスを保った関係性、共同経営に近い形で運営しています。
わたし自身、接骨院を開設、個人事業をしながら、別事業でスコットワークスの代表社員をしています。
弊社に集まる者は、多くが自身の事業をしながら、新しい仕事のスタイルとして副業を取り入れています。
主婦で経済的な収入がなくてもそれは、立派な個人事業と言えますので、別事業で弊社の共同経営に参加する者もいます。
世の中で、足りていること、足りないことを、見つけ出し、そこにアプローチする者の集まりです。
”価値観の合うひとが、ともに手を取り合って、生活の質を高めていくコミュニティをつくりたい”が、わたしたちの理念ですので、「こういうことをやってみたいのだけど、どうやったらいいか、わからない」といった方は、是非ご相談を!
何かしらの仕事を始めて、それがほめられると自信にもなりますし、信用がついてくると、稼げるようになり、より確信めいたものに、変わるのかもしれません。
副業の登竜門のように、弊社を活用していただけたらと、考えています。
ここから仕事を始めて、スケールを大きくして羽ばたく方もいるかもしれませんが、どちらかというと、スケールを小さくして、個々の顧客の満足度を高めるサービスの方が、副業に向いていると思います。
小さなスケールの商売を、組み合わせた結果が、その地域の生活の質を高める。
それがわたしの思い描く理想です。
令和2年6月1日
合同会社スコットワークス代表 武田 雅裕