第5・5回進歩させるシンポジウム デザイン編 オンライン その2
絵を描くことが好きな
15歳の子の作品。
たかがポスター。
でも
ポスター作りを、自分への依頼
として快くやってくれました。
彼女が、作ってきた書道ポスターは、ミニキャラを使って、
かわいいものに仕上げてくれました。
書道の特徴もしくは本質って、私がイメージするのは、
背筋伸ばして、集中する。
書を体験するのに、かわいさは、要らなくて
魂を込めるとか、女性なら清楚かつ華麗みたいな、
ちはやぶるみたいな映画の雰囲気出してほしい。
そう伝えて、ダメ出ししました。
何か、ほんの少しでも、
考えてくれたら、それでじゅうぶんですね。
自分が描けないことを前提に、話したのは・・・
僕なら・・
着物着て、真剣な顔して
書に取り組んでる姿を描くかなぁ、、
無理くり、思いついたことを
私がぐちゃぐちゃいうもんだから、
彼女が、閃(ひらめい)たのは、
漫画のような感じで、コマ割りして表現してはどうかと!?
そういう経緯で出来上がりました。。
青い目で、髪の毛を後ろくくりしている少女が
書に挑戦してるポスターが出来上がりました。
彼女のいいところは、
批判されても、すぐわかりました!
変えときます!って言えるところ。
この絵描くのに、何時間かかったとか、
徒労に終わったことや、愚痴を言わないところ。
プロクリエイトで、見るとレイヤーの数は、
60とか70とか、ザラでした。
ひとつ作品作るのに、労を惜しまず、ダメ出しされても
何も言わないところが、素晴らしい!
(頭の柔らかさですね)
彼女との、ラインでのやり取りで
夢をあきらめてたんですけど・・・
褒めてくれて・・・
ちょっと自信に・・・
そういう文脈がありました。
察するに
家庭環境とか、自分の思い描くレールに乗れない事情とか
いろいろあるのでしょうが
まぁ、若いし、ぬくぬくと好きなことするより
ハードルがあって好きなことする方が
いいんじゃないですかね。結果的に。
できることは、こんなことぐらいですが、
将来が楽しみです。。