第8回 進歩させるシンポジウム 統合失調症の30年来の友人
長く付き合いのあるひととの語らい。
それもシンポジウム。
30年付き合いのある友人の連れ合いの方と、はじめて電話で話しました。
「ちょっとでいいので、連れ出して話してもらえませんか」
パートナーからの戸惑いの声。
彼女とは話すのもはじめてだし、よっぽどのことかもと想像しました。
かれの統合失調症の発症は、今回で2回目。
以前は、入院し医師の指導を受けたことは、知っていました。
自分の考えが、まとまらず、妄想や幻覚などが起こる精神疾患。
彼の場合、相手の状況を鑑みず自分の主張ばかりする。
聞かされる側は、返答に困る。
頭がおかしくなったと思われても仕方ない。
話の話題が飛んだり、会話してもすぐにわかったようなポーズをして
自分の興味の話へと引き込もうとします。。
会話の切り返しのタイミングが早すぎるので、
あんまり会話になりません。。
妄想も強くて、ひとりになったときに
誰かに狙われているとか、
そう思うようです。。
普段の友達の印象は、
明るくて、相手の嫌なことも言わないし、
いわゆる性格のいい人でした。
ひとが集まるタイプだと思います。
そんな彼が精神疾患を発症しているときに、
会うのは、はじめてでした。
いろいろ、聞いてみて・・・
え~って思ったのは・・・
ひとの悪口とか、批判とか、言わなかったのは、
ホントは、思っていても、
自分を悪く思われたくないからって
わたし、バカ正直に、そういうことを
思わないひとだと思ってました。
30年間も。。
それ無理してやってたん?ってけっこうびっくりしました。
彼なりに、こうすれば人は、自分に興味を持つとか、
周りをうまくまとめれるとかの理論があって
人への優しさみたいなものは
自己顕示欲の裏返しだった。。みたいな。。
今病気として、扱われているワガママな彼の姿が、
実は、彼の本当の姿⁉︎とも言えます。
だから、合点がいったので
統合失調症という病名で精神疾患と言われると
怖さを感じますが、、、
う~ん、私の意見は、
このまま入院して症状が緩和する可能性と
でも、そんなに自己顕示欲が強いなら、
誰か、事業家を紹介しようかと
満たされない自己顕示欲から解放⁈って
そういうものがあるとは、思えませんが
とりあえず、なんでも・・
それでもそういうことは
思ったけど
特に、、、何も言いませんでした。。
唯一言ったのは、
30年間わたしを騙し続けた(笑)
彼の演技力が素晴らしいこと、だけ。
あざとさなく、普通にできるのは才能だから、
そこを活かせられたら。